性懲りもなく、また楽器を買った。過去にはエアロフォンやベースとやってきたが、続かなかった。それでも始めようと思った。
エアロフォンはいつしか起動するのが面倒でやめてしまった。息を吐くというのは意外ときつい。肺活量がない自分には特にきつく感じた。鍛えたらもっと演奏が楽しめたかもしれないが、それには至らなかった。
ベースは、教室に通っていたのだが、やめてしまった。別の理由で精神的な余裕を完全なくしてしまったためだ。また安定してきたのでベースを始めても良かったが、どうしてもその時を思い出してしまい、再開する気が起きなかった。
そして、しばらくは音楽から離れていた。まるで音楽が趣味だった人みたいな口ぶりだが、そんなことはない。学生時代に音楽をやっていたわけでもない。
それでも新しいことをやってみたくなった。そして音楽を諦めきれなかった。そこで出会ったのがフィンガードラムのFGDP-50だった。今あるデスクで演奏ができるほどコンパクトで、叩くだけ。起動するのも簡単。特に準備することもない。何よりも私はドラムの音色が好きだ。ベースを選んだときも、その音色が好きという理由だった。
さぁはじめよう。